雨宮処凛さんとの対談 @反貧困世直し大集会
2012年10月20日に東京の芝公園で行った対談。経済成長主義や働きすぎ批判、環境破壊批判など、「貧困問題」とは多少違うかのように見える問題について話している。けれどもそれらも、結局は上のほうの人たちの儲けのために行われていることで、格差の問題そのものなのだという貧困の話に行き着く。
https://www.youtube.com/watch?v=kJR-2-9YfPg
なんと311の一ヶ月半前、2011年1月末に、高円寺・素人の乱12号店でやった反原発イベントという非常に貴重な場でのトーク。「なぜ原発は推進されるのか」など、今となっては当たり前の話をしているが、この頃は全然当たり前ではなかった。推進派の構造や原価総括方式の話しなどしているが、これで合っているはず。
この頃は上関原発反対運動が一部の原発反対派のなかで盛り上がっていて、現地でハンストをする若者に送るメッセージを皆で書いたりした。
その後あんなことが起きて、反対運動がこんなになることなど想像もしていなかった頃。
https://www.youtube.com/watch?v=csLIHOP8Uyk
2013年11月3日、東洋大学学園祭。自分の就活、新入社員研修の苦痛話も交えながら、日本における会社生活の辛さを訴え、この状態で就職できさえすればそれでいいのかと問題提起した話。
「新自由主義の戦略としての自由と会社の奴隷から自由になる願望という『二つの自由』が重ならなければ、あれほどのフリーターの増大は起きなかった」という生田武志氏の説を紹介しつつ、企業に勤めるのではないオルタナティブな生き方を作っていく必要性を説いている。
「ロストジェネレーション論」などが盛り上がった頃の言説に、幾ばくかの批判も加えている。
●●このトークの文字起こし(tsurumi's yomeru)●●
世界フェアトレード・デー鼎談 @アップリンク
2013年5月11日、世界フェアトレード・デーに渋谷・アップリンクで行われた、『世界が食べられなくなる日』先行
自分はNAFTAとメキシコのトウモロコシ農家の壊滅、TPPと日本のコメ農家、日本の服輸入などの話を。3人が3様の話し方でグローバル化に警鐘を鳴らしているので、面白いと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=664jHhWW448
脱原発デモと選挙と無力感 @『脱原発とデモ』発売記念イベント
2012年12月8日、素人の乱12号店。脱原発運動の本の発売記念イベントなので、本への寄稿者として311以降の脱原発行動全般をまとめている。が、冒頭にやっているデモの歴史の話とスライドはなかなか面白いはず。
パリのベルサイユ行進からヨーロッパの1848年革命に至って、デモは戦術として確立され、その後穏当な抗議方法なので権利として認められるようになったわけだ。
また、絶望の衆院選を目前に控えて、選挙と無力感の話もしている。http://vimeo.com/57510560
●●このトークの文字起こし(tsurumi's yomeru)●●
7.1新宿原発やめろ!!!!!デモ記者会見
2012年6月29日。話の順番は、松本哉、柄谷行人、雨宮処凛、鶴見済、橋本美香の順。自分がデモや抗議をもっと報道しろと訴えているところを見ると、この頃はまだマスコミに取り上げてもらっている感覚は薄かったはず。柄谷氏の話は特に面白かった。
http://www.ustream.tv/recorded/23639559
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