2017年7月8日土曜日

pha × 大原扁理 × 鶴見済トーク2016( 前半)

2016年12月にやった3人トークイベントの第2回。
「それぞれの幸福の自給自足法」が今回のテーマ。
大原扁理君が企画してくれて、テーマの提案も大原君。
phaさんの『しないことリスト』、大原君の『年収90万円で東京ハッピーライフ』の刊行記念も兼ねていて、本のことや近況を話しているうちに前半は終了。
それでも、
「そんなにちゃんとしなくてもいいよと、世の中だけでなく、そうしすぎる自分自身にも言いたい」という話、
「自分の幸せを追求してもいいのだ」
という話など色々。

自分としては、
「みんなと同じこと、まわりから「いいね」と言われるようなことばかりやって生きていくのは、何も考えなくていいという面では楽だが、本当は不自由できつい」
「現代では人間相手の仕事ばかりになったが、昔は自然や物を相手にする仕事ばかりだったので、ずっと対人関係が得意でない人が普通だったはず
など言えてよかった。



・朝日新聞が紹介してくれた記事(有料会員限定)「捨て去りたい モノ手放し心みつめる
・会場・下北沢B&Bによる告知

追記:
トークの感想を書いてくれた方がいた。とても参考になる。
【生きづらさ】pha/大原扁理/鶴見済トーク/2016(前半) (のんき屋K)

2016年5月25日水曜日

pha × 大原扁理 × 鶴見済 生きづらさの脱出法

pha 『持たない幸福論』、大原扁理『20代で隠居』の出版記念イベントも兼ねて、下北沢B&Bで行われたトーク。企画してくれたのは大原君。
大原君が野草の食べ方をレクチャーしたり、phaさんが仕事と家族とお金が幸せのすべてでないと語りながら、人生のサイクルをあっさりと図示したり(後半の動画の画像がそれ)、3人が各々3冊ずつ生きづらさからの脱出本を推薦したり。
自分も、90年代初めには生きづらさ問題なんてなかったなど、生きづらさ問題そのものの経緯を話したり。
phaさんが、自分の本をよく読んでいてくれていた話は単純に嬉しい。

後半でやっている各自が選ぶ生きづらさからの脱出本3冊は、
大原=『れんげ荘』(群ようこ)、『島暮らしの記録』(トーべ・ヤンソン)、他
pha=『恋愛論』(橋本治)、『人間臨終図鑑』(山田風太郎)、他
鶴見=『壁』(サルトル)、『菌と人と自然と』(寺川博典)、他

サルトルの『壁』は『水いらず』という短編集に入っていて、自分も何度も読み返しては、絶望の果ての希望を見ていた。役に立つのでお薦めしたい。

それから一言付け加えると、近頃「生きづらさ問題」というと、「貧困問題」や「労働問題」であるかのような風潮があるけれども、生きづらさはそれらとは関係があっても、同じものではない。
それとは別に「生きづらさ」という問題をあえて立てて考える必要がある。
ここではそうした「普通の生きづらさ問題」が考えられている。

2015年12月6日、下北沢B&Bにて収録。
B&Bの当日の告知 ⇒ http://bookandbeer.com/event/2015120602_bt/
 
                       前半
 
後半
 
 

2016年5月2日月曜日

オルタナティブとは何か? @汽水空港

鳥取の松崎にある汽水空港という古本屋カフェでやったトークイベント。
前半は自分が話して、後半は店主のモリテツヤ君、映像作家の中森圭二郎監督と話し、質疑応答。
内容は、前半がグローバリゼーションや反グローバリゼーション運動、そこを起点して広がった新しいアナキズム、さらに様々なオルタナティブについて。
後半は店主のモリ君と、モリ君が汽水空港を作っているドキュメンタリー映画を撮った中森監督を交えて、東京のオルタナティブスペースの話などをあれこれと。

モリ君は東京からの移住者であり、東京ではよく気流舎などのオルタナティブなスペースで会っていた。その森君が鳥取にセルフビルドで作ったスペースが「汽水空港」だった。
モリ君がオルタナティブ、アナキズムといった系統の棚の本がなかなか認識されないと言っていたので、こういう内容になった。

単なるスペースなら、カフェでも飲み屋でもいくらでもある。単なるイベントやアクションにしても、ライブやスポーツ、野外キャンプなど星の数ほどある。けれどもそういったもののなかで自分は「オルタナティブなもの」にしか魅力を感じない。ではオルタナティブとは一体何か?  メインストリームとは何なのか? そんなことを思い浮かべながら話を考えた。

オルタナティブな選択肢があるかどうかが、生きやすい/生きづらいを分ける。
2015年10月28日録音。

 
 汽水空港    https://www.facebook.com/kisuikuko/
地球B(中森監督の映像レーベル) http://keijironakamori.wix.com/earthb

(プレーヤーがうまく作動しない時は、右上のロゴをクリックし、Mixcloudのサイトに飛んで聞いてみてください)


2015年10月1日木曜日

0円ショップ 鶴見済・原田由希子インタビュー@8bit News

毎月参加している不用品の無料放出市「0円ショップ」が、8bit News に取材され、自分と原田さんが参加者を代表してインタビューに答えた。その映像がアップされている。
0円ショップは3年前に友人が始めた、毎月行われている路上で不用品を持ち寄り、道行く人に無料で持っていってもらうアクション。

インタビュー内容の書き起こし、その英訳、そして英語字幕まで付けてもらった。その一部を抜粋。


蜂谷:0円ショップはある種の実験なんですかこれは?
鶴見:アクションです。反資本主義的な行為ですよ。新しいものをいっぱいつくったり捨てたりしてお金をどんどん増やしていくとか、馬鹿馬鹿しいじゃないですか。そういうのをやめて、こういう風にお裾分けみたいなことをやりながら、大きいアホな仕組みに立ち向かうためのアクション。

蜂谷:なぜ資本主義が嫌いなんですか?
鶴見:大きい企業がなんで世の中でこんなに強いのかっていう。大きい企業に就職しないと、人生勝ち組じゃなくなっちゃうわけでしょ。金稼げるとこばっかが強いってなってるのがイヤ。こういうところで自分たちの経済みたいなものをつくれた方が絶対いいです。

「0円ショップ」について 鶴見済さん原田由希子さんインタビュー               
                             (8bit News)

2015年2月3日火曜日

『ひろいものZINE』発売記念トーク with いとうやすよさん

去年の8月に高円寺のパンディットで行われた、『ひろいものZINEーひろって生きるー』というZINEの発売記念イベントでのトーク。 自分の話(最後の10分ほどしか録音できず)、その後の著者・いとうさんとの話、そして質疑応答。
内容は、0円ショップや世田谷のくるくるひろば、リアリー・リアリー・フリーマーケット、キリスト教の援助活動について、あげますくださいサイト、拾い方、拾いの意義と資本主義等々。
実際には画像を見ながら話している上、特に質疑応答の部分が録音設定の失敗でブツブツと切れまくっているが、 それなりに面白く聞けると思うのでアップ。
『ひろいものZINE』は力作なので必読です。

『ひろいものZINE』発売告知
『ひろいものZINE』発売記念トークショー (Loca★Kitchen HP)
(プレーヤーがうまく作動しない時は、右上のロゴをクリックし、Mixcloudのサイトに飛んで聞いてみてください)



2015年1月22日木曜日

日本の生きづらさ、脱資本主義 @専修大学

専修大学の現代文化論の枠での講義。後藤吉彦先生とのかけあい漫才のようになっている。
内容は、
●日本の生きづらさや『完全自殺マニュアル』の話。
『脱資本主義宣言』と成長主義批判、この社会における我々のについて、など。
●ラヴパレード、セカンド・サマー・オヴ・ラヴなどダンス・レイヴの話。
●デモや自律スペースなど自分にできることの話。
●人間関係がすべてではない、友達がいなくなっても一巻の終わりではない、自然界とのつながりの話。

2013年7月にやったものだが、トークはしばらくたってから出さないと色々と問題が出てくるのでお許しを。
(もし下のプレーヤーがうまく作動しない時は、右上のロゴをクリックし、Mixcloudのサイトに飛んで聞いてみてください。ダメだな~、Mixcloud。)


2014年10月21日火曜日

ここ3~4年にアップされたトーク集

これまでネットにアップされた自分のトークも紹介しておきたい。トークの仕事はかなり力を入れないとできないものなので(手抜きの話を持って人前に出るというのは難しい)、なるべくたくさんの人に聞いてほしいものだ。

雨宮処凛さんとの対談 @反貧困世直し大集会
20121020日に東京の芝公­園で行った対談。経済成長主義や働きすぎ批判、環境破壊批判など、「貧困問題」とは多少違うかのように見える問題について話している。けれどもそれらも、結局は上のほうの人たちの儲けのために行われていることで、格差の問題そのものなのだという貧困の話に行き着く。
https://www.youtube.com/watch?v=kJR-2-9YfPg
 
 
 なんと311の一ヶ月半前、2011年1月末に、高円寺・素人の乱12号店でやった反原発イベントという非常に貴重な場でのトーク。「なぜ原発は推進されるのか」など、今となっては当たり前の話をしているが、この頃は全然当たり前ではなかった。推進派の構造や原価総括方式の話しなどしているが、これで合っているはず。
この頃は上関原発反対運動が一部の原発反対派のなかで盛り上がっていて、現地でハンストをする若者に送るメッセージを皆で書いたりした。
その後あんなことが起きて、反対運動がこんなになることなど想像もしていなかった頃。
https://www.youtube.com/watch?v=csLIHOP8Uyk
 
 2013年11月3日、東洋大学学園祭。自分の就活、新入社員研修の苦痛話も交えながら、日本における会社生活の辛さを訴え、この状態で就職できさえすればそれでいいのかと問題提起した話。
「新自由主義の戦略としての自由と会社の奴隷から自由になる願望という『二つの自由』が重ならなければ、あれほどのフリーターの増大は起きなかった」という生田武志氏の説を紹介しつつ、企業に勤めるのではないオルタナティブな生き方を作っていく必要性を説いている。
「ロストジェネレーション論」などが盛り上がった頃の言説に、幾ばくかの批判も加えている。
もちろん理想的な生き方の追求も、食べていけないという悩みの前では二の次という現実は確認している。
https://www.youtube.com/watch?v=yoJzYm79jNQ


世界フェアトレード・デー鼎談 @アップリンク
2013年5月11日、世界フェアトレード・デーに渋谷・アップリンクで行われた、『世界が食べられなくなる日』先行­上映後のトーク。ぐらするーつ・鈴木さん、APLA・吉澤さんと3人で話した。
自分はNAFTAとメキシコのトウモロコシ農家の壊滅、TPPと日本のコメ農家、日本の服輸入などの話を。3人が3様の話し方でグローバル化に警鐘を鳴らしているので、面白いと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=664jHhWW448


脱原発デモと選挙と無力感 @『脱原発とデモ』発売記念イベント
2012128日、素人の乱12号店。脱原発運動の本の発売記念イベントなので、本への寄稿者として311以降の脱原発行動全般をまとめている。が、冒頭にやっているデモの歴史の話とスライドはなかなか面白いはず。
パリのベルサイユ行進からヨーロッパの1848年革命に至って、デモは戦術として確立され、その後穏当な抗議方法なので権利として認められるようになったわけだ。
また、絶望の衆院選を目前に控えて、選挙と無力感の話もしている。
http://vimeo.com/57510560


7.1新宿原発やめろ!!!!!デモ記者会見
2012年6月29日。話の順番は、松本哉、柄谷行人、雨宮処凛、鶴見済、橋本美香の順。自分がデモや抗議をもっと報道しろと訴えているところを見ると、この頃はまだマスコミに取り上げてもらっている感覚は薄かったはず。柄谷氏の話は特に面白かった。
http://www.ustream.tv/recorded/23639559