2017年11月12日、三鷹でのTERATOTERA祭りの一環として、駅前で行われた0円ショップでのトーク。
0円ショップとは何か、なぜ資本主義の社会のなかに贈与経済が必要なのか、なぜ我々の人生は労働と消費のみになったのか?街のなかに居場所を作ることの価値について、日本の路上は使えなくなっている等々、色々な話をした。
お金と人間関係の話での名刺の例えは、意外によかった。もし名刺を貰った時にこちらも持っていれば、二人の関係はそこで終わってしまうことが多い。けれども持っていなければ、こっちの連絡先はあとでメールで送ったり、それに返事が来たりと、ぐずぐずと続く。前者はお金を使った即時決済のやり取り、後者はお金を使わない贈り物とお返しや貸し借りのやり取りにとてもよく似ている。
そうやってできる人間関係は、学校のクラスなどとは違う、緩い楽な関係だ。
0円ショップは、路上に家庭の不要品を持ち寄って道行く人にあげるという、街頭贈与アクション。放出してくれる参加者も募っている。
ツイッターアカウント⇒ @kunitachi0yen
不要品放出市「0円ショップ」について 鶴見済さん原田由希子さんインタビュー (8bit News)
ゼロ円ショップ(映像作家・中森氏によるインタビューと現場の様子)
0円ショップについて書いたブログ記事 (tsurumi's text)
江上氏は、アジアをはじめとする世界のオルタナティブ自立スペースを訪問しては日本に紹介してつながりを作っている研究者として自分はなじみが深いが、多才な人。今回は「路上の学校」として祭りに参加した。
TERATOTERAというアート集団は、今年武蔵境でReally Really Free Marketも開催している。
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