tsurumi's talk by 鶴見済
フリーライター鶴見済の公式音声サイト
2019年3月22日金曜日
鶴見済 × pha × かとうちあき 後半 人間関係を流動的にする
phaさん、かとうちあきさんとのトークの後半。後半は人間関係の話が多い。
入場が無料であることにも、場が荒れるなどの問題もあるので、お金を取った方がいいのか無料がいいのか。
村、クラス、職場の固定された人間関係がきついこと、流動的な人間関係をどう作るか。
男女関係ももっと自由にできないのか、というかとうさんの提唱も素晴らしい。
固定化する人間関係はいいものと考えられがちだが、むしろ逆かもしれないという視点を持つべき。
我慢をすることによって得られる価値ばかりを、これまで尊重しすぎた。
そして、
自分の話が長い。
2018年1月28日 『0円で生きる』発売記念トーク@下北沢B&B
2019年2月18日月曜日
鶴見済 × pha × かとうちあき 前半 共有・無料のいいところ悪いところ
phaさん、かとうさんに来てもらってやった、『0円で生きる』の発売記念トーク。
シェアハウス住まいや居場所をやっているお二人に聞けば、やはり共有も無料も、いいところもあれば、面倒なところもあるという当たり前のことを納得できる。
人と暮らすこと、物を売ること、野宿、路上、お金をあげること、地方の居場所、などなど。
酔っぱらいはものを買ってくれるのでよい、とわかった。
このトーク、本題に入るまでがちょっと長い。自分は話すのがうまくないので、あらかじめあれこれ決めておかないと本番に臨めない。そうするとこうなりがちなのだが、うまくない人とはこういうものだ。
ちなみに、いい面悪い面、分け隔てなく公表しいてけば、世の中は恐ろしく凡庸なものだと周知されるのではないか。夢のように素晴らしい状態など、おそらくない。「ああいうふうになれれば、もう煩いはないのに」などと言う状態は来ない。その凡庸さを直視したくないから、人はどんなものにもいい面だけ見せるというバイアスをかけ続けているのかとさえ思う。
2018年1月28日 @下北沢B&B
2019年1月29日火曜日
お金と贈与の話 鶴見済 × 吉田奈緒子 後半
イギリスの0円生活者マーク・ボイルの本の翻訳者、吉田奈緒子さんとの対談の後半。マーク・ボイルの言うお金そのものの弊害、お金はつながりをなくすこと、お金を稼ぐ以外には衣食住に関することなど、何も自分ではできなくなること。そして贈与経済についても議論はあり、恩送りかお返しはいるかなど。
昔は贈与経済だったなどと言われても、人にあげるだけで成立する経済があるはずもなく、まず意味がわからないので、そのへんの話も。昔から贈与経済だけでなく、市場交換や再分配もあった。
最後に質問コーナー。質問の声が聞こえづらくてすみません。
イベントの詳細は前回の記事を参照のこと。
2019年1月11日金曜日
イギリスと日本の0円活動紹介 吉田奈緒子×鶴見済 前半
お金を使わずに暮らしたことで知られるイギリスのマーク・ボイル著『ぼくはお金を使わずに生きることにした』『無銭経済宣言』を翻訳された吉田奈緒子さんとの対談。
今回は『0円で生きる』と『無銭経済宣言』という二大?「0円でできること本」の出版記念イベント。
前半はスライドを見ながら、イギリス・世界と日本の「0円で行われていること」を多数紹介。日英のフリーショップ、フリーガン、ランドシェア、ランドスクワット、様々な寝床の無料提供システム、洞窟に住むことまで。イギリスで行政が許可してくれる大規模路上パーティーは羨ましかった。
スライドがないとわかりづらい面はあるが。
会場は新宿のCafe★Lavanderia。2018年1月20日収録。
その時に作った告知文
「
お金を使わない生き方を提唱し、大きな経済に対抗しようと訴
える『0円で生きる』(鶴見済)と『無銭経済宣言』(マーク・ボ
イル)。ふたつの本の刊行を記念して、著者である鶴見済とマーク
・ボイルの本を翻訳してきた吉田奈緒子が、お金を使わない暮らし
方や、もうひとつの経済のあり方について語り合います。吉田の参
加する「ボーチョ・ポポーラ」のライブもあります」。
吉田奈緒子:南房総在住の半農半翻訳者。
『無銭経済宣言』
2018年1月16日火曜日
畑のインタビュー動画
食べ物を作ることの何がいいか、何が大変かについて話しているインタビュー。
友人たちと共同で開拓した畑は、8年続けた末に一昨年いっぱいで終わってしまったが、新たに去年から別の共同自主耕作地に参加させてもらった。
自分で野菜を育て始めてからは、15年近くになるだろう。
こうして振り返ってみて、自分はつくづくこれが好きだったんだなとわかる。
魅力を一言で言うのも難しいが、やっていることが、本来の意味で生きることに直結しているという、その「甲斐」というところだろうか。
食べ物についての理解もはるかに深まった。
ちなみに野菜栽培は、90年代にはまりはじめた植物栽培の延長にあるものだ。
「野菜を育てる=ニコニコ笑顔でハッピー」といったイメージができてしまっていて、そういうタイプでない人たちが敬遠してしまうのはもったいない。自分は、欧米のタトゥーの入った人たちがやっているようなコミュニティ・ガーデンに可能性を感じるし、そういうイメージを壊していきたい(コミュニティ・ガーデンについてはインタビューでも話している)。
堀潤さんが立ち上げた動画ニュースサイト「8bit News」に取材してもらったもの。
種子を巡る冒険③鶴見済さん達が自主耕作している放棄されていた国有地に種子をまきに出かける
2017年11月15日水曜日
鶴見済 × 江上賢一郎 0円ショップと贈与経済
2017年11月12日、三鷹でのTERATOTERA祭りの一環として、駅前で行われた0円ショップでのトーク。
0円ショップとは何か、なぜ資本主義の社会のなかに贈与経済が必要なのか、なぜ我々の人生は労働と消費のみになったのか?街のなかに居場所を作ることの価値について、日本の路上は使えなくなっている等々、色々な話をした。
お金と人間関係の話での名刺の例えは、意外によかった。もし名刺を貰った時にこちらも持っていれば、二人の関係はそこで終わってしまうことが多い。けれども持っていなければ、こっちの連絡先はあとでメールで送ったり、それに返事が来たりと、ぐずぐずと続く。前者はお金を使った即時決済のやり取り、後者はお金を使わない贈り物とお返しや貸し借りのやり取りにとてもよく似ている。
そうやってできる人間関係は、学校のクラスなどとは違う、緩い楽な関係だ。
0円ショップは、路上に家庭の不要品を持ち寄って道行く人にあげるという、街頭贈与アクション。放出してくれる参加者も募っている。
ツイッターアカウント⇒
@
kunitachi0yen
不要品放出市「0円ショップ」について 鶴見済さん原田由希子さんインタビュー
(8bit News)
ゼロ円ショップ
(映像作家・中森氏によるインタビューと現場の様子)
0円ショップについて書いたブログ記事
(tsurumi's text)
江上氏は、アジアをはじめとする世界のオルタナティブ自立スペースを訪問しては日本に紹介してつながりを作っている研究者として自分はなじみが深いが、多才な人。今回は「路上の学校」として祭りに参加した。
KENICHIRO EGAMI 路上の学校
TERATOTERAというアート集団は、今年武蔵境でReally Really Free Marketも開催している。
TERATOTERA祭り2017
2017年9月14日木曜日
トークの文字起こしをしてくれているサイト
このサイトにあがったトークの文字起こしをしてくれているサイトがある。
すでに各トークの下には、リンクを貼らせてもらった。
tsurumi's yomeru
それがこのサイト。
そしてその上位のサイト、
Wataru Tsurumi in Movement
では、自分の公にした活動とその関連情報のほぼ全てを掲載してくれている。
しかもこのサイトは、「ワタル・ムーブメント完全解説」のタイトルで、もう20年近くも続けてくれている。
さらに、ある意味自分より詳しく完璧に、自分の書き始めた当初からの活動情報・関連情報を把握して掲載してくれているのだ。
ありがたいかぎりだ。
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