日本が1960年の所得倍増計画で、農業の人口を6割減らし、工業の企業を儲けさせるという国策をぶち上げて以来、この国は今もずっと同じことをやっている。こんなに農業を軽視している国は先進工業国のなかにもない、という話などをしている。
自分の父親は高度成長を支えた昭和一桁世代で、若い人は「高度成長期とは羨ましい」などと言うのかもしれないが、自分は親の世代を見て「こんなふうにはなりたくない。会社人間なんか嫌だ」と思った。「経済のため」というのは「企業の儲けため」ということなのだ、という話も。
官邸前抗議は、選挙制度が機能していない国での「直訴」だとも。
「経済のため」は「我々の幸せのため」ではないという『脱資本主義宣言』に散々書いた言葉を、アベノミクスだ、景気回復だ、それだけが国民の望むことだ、自民支持だ、安倍支持だと騒いでいるこの社会のある層の人たちに捧げたい。
映像では1時間14分あたりから。紹介してくれているのは主宰の内田聖子さん(PARC)。 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/28187
2012年8月28日 STOP TPP!! 首相官邸前アクション・スピーチ
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